NVIDIAは手放すときか

今週初から株が大きく下げてますね。急落した日は特段大きなイベントはなかったはずです。そのため具体的な急落のきっかけを見つけるのは難しいですが、米金利の上昇によって市場が神経質になっていたことと高値警戒感から発作的に売られた、という面白味のない説明くらいしかできません。

特にテクノロジーのアンダーパフォームが目立ちましたね。私のポートフォリオも米株のテクノロジーセクターに配分が大きいためまあまあ傷んでいます。

しかし米国経済指標は住宅関連を除いて今のところ順調そのものですし、まだまだ弱気相場入りとは見ていません。3Q決算結果の堅調さを確認して落ち着いてくれることを期待しています。あ、でもその後に中間選挙があるのか。

ちなみに今夜はNetflixの決算です。注目です。

NVIDIAは足踏み中

私の保有銘柄で少し気になっているのがNVIDIAです。AI関連銘柄として有名ですね。この銘柄は今年前半までは圧倒的な成長率で株価もうなぎ上りだったのですが、2Qあたりから失速しています。今年の前半は昨年度に爆発した仮想通貨マイニングよるGPU特需が加わり凄まじい収益を叩き出していたのですが、NVIDIA自身も直後にアナウンスした通り、このマイニング需要は一時的なもので現在は大幅に縮小しています。しかし、もともとGamingやAI・データセンター需要で稼いでいる銘柄ですので、マイニング需要が減退しても致命的な問題にはならないのですが、それにしても最近の値動きは弱々しい。200日移動平均も下回っています。3Qの決算に期待したいですが、これが予想外に悪いと短期的に調整入りする可能性が出てきます。そのシナリオではNVIDIAを一旦手放すことも真剣に考えなければいけないかもしれません。