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FRB年内利上げなし!株価上昇の環境は整いつつある

昨晩のFOMCFRB政策金利(2.25% - 2.50%)は据え置かれ、さらに年内利上げなしを示唆しました。年始にパウエル議長のハト派コメントから株式市場は急速に戻し基調に転換しました。今回のFRBはさらにハト派色を強め、事実上の利上げ休止に近い内容をアナウンスしたことになりますね。

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市場の反応

その日の株は米中問題も重しになり、結果的にFOMCに対するS&Pの反応は8ポイント低下(-0.24%)と限定的なまま取引を終えています。一方で米債市場は米金利が0.09%近く下げる形で反応しています。

株価上昇への足固め

個人的には今回のFOMCハト派色は予想以上で、株式市場にはポジティブであると考えています。株価は今後のグッドニュース・グッドナンバーに素直に反応しやし環境になったと考えています。

確かに経済指標は景気拡大の減速を示唆するものが増えてきており警戒は必要です。しかしそもそも足元の景気は極めて良好です。また昨年末の株価急落は現在の株価回復を見ればマーケットが景気減速を過度に警戒した結果であったことは明白です。そうであれば市場に楽観ムードが戻ってくれ株価は年末に向けてまだまだ上昇余地が残されています。今回のFOMCによってその楽観ムード構築に近づきました。

年末の株価急落時から私は度々ブログやツイッターで発信していますが、私は景気について依然強気にみています。順調にいけば今年の中頃から終盤に向けて株価は最高値を更新していくのではないでしょうか。しかしその途中では何度かマーケットが荒れるタイミングがあるかもしれません。高値警戒感は持つべきではありますが、それだけが理由でマーケットが過度に反応した下落局面で株を売ってしまわないよう強く自分を律する姿勢が求められますね。

 

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