iFortune Lab

投資・資産運用を中心に趣味も交えたブログを書いてます

戻りが鈍いPhilip Morris 携帯料金値下げで暴落ドコモ

昨晩の米株はしっかり上げてくれました。次は今晩発表のアップルQ3決算と週末の雇用統計が注目イベントです。またBrexit関連でも暫定合意の見通しが立ったとの報道もあり不透明感が一つ晴れそうな動きも見られています。いい流れが出来ることを期待しましょう。

PMはやや失速

ところでPhilip Morris(PM)がこの戻り相場で足踏みをしています。PMは私が注目している銘柄の一つです。Q2で日本での利益が予想外に低かったことでかなり割安な水準まで売り込まれている銘柄です。しかしQ3ではまずまずの評価で新iQOS発表もあり、この下げ局面ではむしろジリ高となっていました。ところがここ数日の戻し基調においては戻りが鈍い。相変わらず上げ基調では買われづらい銘柄のようです。近年バリュー株がアンダーパフォームしていたのはこういうことなのでしょう。ウォッチリストに入っている銘柄なので悩ましいです。

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Chart: PM 赤色の実線は比較のためのAMZN

携帯料金引き下げNTT docomo

今日の東京時間は携帯3社の下げが話題でした。昨日、政府の圧力に屈する形でドコモが携帯料金の大幅値下げを発表したことを受け、携帯各社の利益が圧迫される懸念から大幅安となりました。ここまで民間企業の株価にピンポイントで影響を与える政府もどうかと思いますが、政府に突かれたらすぐに料金引き下げる企業もどうなんだ、というなんともお粗末な話です。ちなみに私はすでに格安SIMに移行しているため大手通信会社の値下げにはあまり興味ありません。しかしこのままdocomoの株が下がり続けるとディフェンシブ銘柄としてちょっと欲しくなってきますね。

本日アップルのQ3決算です。発表はNY市場の引け後のようなので、いずれにせよ影響は明日の晩に持ち越しですね。雇用統計と共に明日の晩の米株には注目したいとお思います。