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【SBUX】スターバックスのコーヒーは嫌いでもスタバ株に投資すべき理由

みなさんコーヒーは好きですか?私は大好きで毎日2〜3杯は飲んでいます。

今日は言わずと知れたカフェの巨人スターバックスについて株式投資の視点でその魅力を紹介します。人によってはコーヒーは好きでもスタバのコーヒーは嫌い!という方も結構いるようですが、投資先としては意見が変わるかもしれませんよ(笑)

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ちなみにスタバ日本法人は一時ジャスダックに上場していましたが、2015年を持って上場を廃止しています。現在スタバへ投資するために米国株を買うことになります。

コーヒー市場の拡大

近年コーヒー市場が世界的に拡大しています。日本でも90年代は40万トンに満たなかった消費量は、2007年は43万トン、2017年には46万トンを超えてきており上昇傾向にあります*1

世界的にもコーヒー消費量は着実に伸びてきており、Internation Coffee Organization(ICO)の統計によれば中国では2014年までの過去10年の消費量は15%を優に超える伸び率を占めてしています。しかもいまだに中国にとってお茶はコーヒーよりもポピュラーです。つまりコーヒーの伸びしろはまだまだあるということですね。

実際スタバは中国をアメリカに続く第二の市場として集中投資をしている最中です。

スタバの強力なブランド力

スタバはすでにグローバルなコーヒーチェーンとして強力なブランド力を持っています。これはスタバのような飲食企業が安定的に収益を生むためには大きな強みであり、マクドナルドやコカ・コーラに通じるものがあります。

スタバはその意味では十分に成熟した企業とも言えます。一方でコーヒー市場の拡大を享受する成長性も兼ね揃えており、特に長期投資家にとっては検討に値する企業だと思います。

スタバ株は買い?

足元のスタバの業績を確認し見ましょう。まずは売り上げを見るとやはり着実に伸びていることが確認できますね。

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次にEPS。こちらも順調に伸びています。2018年が大きく伸びているように見えるのはスタバが中国の合弁会社East Chinaを完全子会社化した影響が出ていると思われます。

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また配当利回りも2%を超えているの魅力的です。

一方で、足元のスタバのPERは26倍と割安感はあまりありません。しかしここ数年の中では比較的買いやすい水準になってきたようにも思います。

私ならばPERの水準はやや気になりますが、安定的な成長性と最低限の配当利回りの高さがそのマイナスを補ってあまりあると判断します。

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Chart: SBUX 2 Feb. 2019

まとめ

どうでしたか。スタバのコーヒーが嫌いな方でもスタバのビジネスが順調に伸びていることには納得して頂けたのではないでしょうか(笑)。

まだまだ成長を見込めるコーヒー市場においてスタバは圧倒的な世界的リーディングカンパニーです。コーヒー市場の拡大が続く限りスタバは非常に魅力的な投資対象であり続けるでしょう。

まずはスタバ株(SBUX)をウォッチリストに入れて見るのはどうでしょう。これからカフェに行った時、スタバやその他のコーヒーチェーンの見方が変わっているかもしれませんね。

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