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【4188・日本株】割安?高配当な三菱ケミ

最近はもっぱらインデックスと米国個別株投資ばかりしている私ですが日本株もしっかり見ています。そして日本株の中で私が現在注目しているのが三菱ケミカルホールディングスです。理由は割安感と高配当、そして安定した成長性です。

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PER直近は十分割安

現在の三菱ケミのPERは5.5倍程度。これは化学セクターの平均PERが低いこともありますが、同業他社である住友化学(7.3倍)や三井化学(7.0倍)と比べてもやはり割安な状態と言えます。さらにヒストリカルに見ても過去5年間ではPERは8〜10倍で平均的に推移していたことを考えると現在のPERはやはり割安です。

配当利回り5%の高配当!

三菱ケミの現在の配当利回りは5.0%程度と高配当銘柄になっています。また配当性向も20%台と十分に余裕があります。むしろもっと配当に回せよ!と考えてしまうのは私だけではないはず。とにかく高配当銘柄好きな投資家にとっては三菱ケミはよい選択肢になると思います。

安定した成長性

国内化学メーカーグループとして三菱ケミは三菱化学三菱樹脂三菱レイヨン等、それぞれの得意とする素材では世界でトップシェアを誇る企業を有しています。規模がものを言うこの化学業界で三菱ケミは大きなアドバンテージを持っています。

さらに化学素材の需要は経済が発展している限りなくなることはありません。新興国の発展は長期的にまだまだ続くと見られています。そんな世界の経済発展が続く中で三菱ケミはこれからも安定的に稼ぐことが期待できるのではないでしょうか。

ちなみに三菱ケミはタイ石油公社と共同でストロー等に応用可能な脱プラスチックの新素材を昨年開発しました。欧州を中心に環境への懸念からストロー等のプラスチック消耗品への風当たり強まっており新素材の導入が待たれているところでした。現在スタバやマクドナルド等と協議しているとのこと*1。収益拡大に期待してしまいます。

一見、地味なセクターのなかで冴えない株価の推移となっていますが、今年はシーゲル流を取り入れると宣言した私にとってはそこが逆に魅力的に思えてくるのです。株価が割安なこの時期にこそ投資しておくことは一考の価値ありではないでしょうか。

ちなみに三菱ケミの次の権利確定日は3月末です。配当が欲しい方はお早めに!(笑)

good-fortune.hateblo.jp

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